鏡石(かがみいし)とは、城郭の石垣において、正面に大きく平らな面を見せるように据えられた巨大な石のこと。

その平滑で広い表面が鏡のように見えることからこの名がついている。主に虎口や城門の脇、石垣の要所などに配置され、権威や技術力を誇示する意味合いがあった。

代表的な例として、大坂城の蛸石や姫路城の石垣などが有名。巨石を運び据える技術・財力を見せつけることで、築城者の威勢を示す象徴的な役割も果たしていた。